世界初のCD-ROM対応ワープロ。「広辞苑 第三版CD-ROM版」（岩波書店/1987年7月）を検索・表示できた。 当時のビジネス用ワープロの最上位機種。標準構成価格2,045,000円で、16インチ縦型のペーパーホワイトディスプレイ、ハードディスク（A4判で約2000ページを管理）、親指シフトキーボードなどを装備していた。また、OASYS文書とMS-DOSテキストファイルのデータ互換や、パソコン通信にも対応していた。一方、「広辞苑 第三版CD-ROM版」（WINGフォーマット）は、28,000円だった。 ※ OASYS … Office Automation SYStem

初の電子ブックプレイヤー。8センチCD-ROMの電子ブック（EBフォーマット）を読むことができた。 DD-1に付属の電子ブックには、「現代国語辞典」「ニューセンチュリー英和辞典」「新クラウン英和辞典」「コンサイス外来語辞典」「ワープロ漢字辞典」の5冊が収録されていた。後、岩波書店からは、電子ブック版の「広辞苑」も発売された。DATA Discmanシリーズは、2000年の「DD-S35」まで続いた。

電子書籍は、外付けの3.5インチのフロッピーディスクから読み込んでいた。画面は、5.6インチのモノクロ液晶、NECのPC-9800シリーズと互換性があった。 1996年3月には、後継機の「DB-P2」が発売された。

米NuvoMedia社のハンドヘルト型電子書籍端末。米Barnesandnoble.comからインターネット経由で電子書籍を購入し、PCの書庫管理ソフト「RocketLibrarian」からRS-232Cケーブル（シリアルインターフェース）で、Rocket eBookに電子書籍を取り込んでいた。 ワイドアングル・モノクロ・タッチパネル液晶で、メモリは4MB。4～10冊の電子書籍を保存することができた。

ザウルスアイゲッティ。インターネット対応、マルチメディア指向のPDA。画面は、3.8型のモノクロ16階調で、インターネットには、デジタル携帯電話やPHSで接続した。「シャープスペースタウン」（当時のデジタル情報家電向けの情報サービス）の「ザウルス文庫」からダウンロードした電子書籍をブンコビューアで読むことができた。

米Microsoftが、Windowsパソコン（Windows 95/98/NT 4.0/2000）向けに、英語版の電子書籍ビューアをリリース（2012年8月30日にサポート終了）。 液晶画面上で文字を高精細に表示できる「ClearType」技術を採用していた。 電子書籍ファイルの拡張子は「.lit」（literatureの短縮形）で、Microsoft Compressed HTML Helpフォーマットの拡張版だった。 ちなみに、米国のPocket PC（Windows CE 3.0）にはプリインストールされていたが、日本語版Pocket PC（2000年7月13日にOEM供給を発表）では、ClearType技術が日本語に未対応であったため、プリインストールされていなかった。

Linux搭載の新世代ザウルス。Linuxは、組み込み機器向けの「Embedix」。オープンな開発環境で、PalmやPocket PCに対抗した。CPUは、IntelのXScale（PXA210/200MHz）。 ディスプレイは、フロントライト付き3.5インチ反射型TFTカラー液晶で、「ザウルスショット」や「ザウルスドライブ」など、PCとの連携機能を強化したデータビューア指向のPDA。 「シャープスペースタウン」の「ザウルス文庫」からダウンロードした電子書籍をブンコビューアで読むことができた。

7.2インチ（2画面）の記憶型液晶で見開きになっており、T-TimeΣビューアを搭載。「ΣBookサイト」や「10DaysBook」からダウンロードしたコンテンツや、SDカードのコンテンツを読むことができた。

世界で初めて、E Ink方式の電子ペーパーを採用した電子書籍端末。6インチのマイクロカプセル型電気泳動方式の電子ペーパーを搭載していた。電子ブック規格「BBeB（BroadBand eBook）」に対応し、著作権保護技術は「OpenMG」を採用。 電子書籍は、レンタル方式で、「Timebook Town」からダウンロードできた。

初期のスマートフォン。Symbian OS（ノキアの携帯端末用のオペレーティングシステム）を搭載し、単体でPC用のメールが送受信したり、PC用Webサイトを閲覧できた。電子書籍には非対応。

NTTドコモの初期のスマートフォン。Symbian OS（ノキアの携帯端末用のオペレーティングシステム）を搭載し、単体でPC用のメールが送受信したり、PC用Webサイトを閲覧できた。 タッチパネル対応2.9型のディスプレイで、アウトカメラとインカメラを搭載していた。電子書籍には非対応。

初期の国産スマートフォン。Windows Mobile 5.0を搭載したPDA。 CPUは、IntelのXScale（PXA270/416MHz）。ディスプレイは、タッチパネル対応3.7型（VGA）のモバイルASV液晶で、スライド式のQWERTY配列キーボードを搭載していた。ブンコビューアで電子書籍を読むことができた。

W-ZERO3シリーズの3機種目。Windows Mobile 6 Classic 日本語版を搭載したPDA。CPUは、MarvellのPXA270 /520MHz。 ディスプレイは、タッチパネル対応3型（ワイドVGA）のモバイルASV液晶で、スライド式のQWERTY配列キーボードを搭載していた。ブンコビューアで電子書籍を読むことができた。

日本で初めて販売されたiPhone。電子書籍には非対応。

日本で初めてNTTドコモから発売されたAndroidスマートフォン。電子書籍には非対応。

国内で初めて、NTTドコモから発売されたXperiaスマートフォン。

第1世代が国内で発売開始。

iPhoneの第4世代目のモデル。シリーズ2度目のフルモデルチェンジ。

国内で初めて、NTTドコモから発売されたGalaxyスマートフォン。

SONYが電子書籍事業に再参入。E Ink方式の電子ペーパーを採用した電子書籍端末。6型電子ペーパーは、E Ink社の新世代電子ペーパー「E Ink Pearl」で、16階調グレースケール。光学式タッチパネルを搭載していた。サポートするファイルフォーマットは、XMDF、ドットブック、EPUB、PDFなどの他、写真や音楽ファイルにも対応していた。

国内で初めてAndroid 3.0を搭載した8.9インチのタブレット端末。

Android 3.0を搭載した10.1インチのタブレット端末。

koboイーブックストア初の対応端末。

Google Nexusシリーズで初めての7インチタブレット。

Eink採用。Kidleアプリもリリース。日本向けの「Kindleストア」も10月25日にオープン。

第1世代が国内で発売開始。

Android 4.1.1の7インチタブレット端末。

第1世代が国内で発売。

iPad Proの第1世代が国内で発売。

全面ディスプレイのスマートフォン。

国内で初めて発売された、 Google Pixelスマートフォン。

フォルダブル（折りたたみ）スマートフォン。開いて約7.3インチ、閉じて約4.6インチの「Infinity Flex Display」を搭載。

第8世代が発売開始。

第14世代が発売開始。

第4世代が発売開始。

軽量かつコンパクトなデザインが特長のスマートグラス。一部の5G対応スマートフォンと接続して使用。

5K/HDR対応のVRグラス。5Gスマートフォンとの連携を想定。

試作機は、世界最軽量クラスの約49グラム。スマートフォンと接続して使用を想定。

7.8インチのAndroid E Inkタブレット。カラー電子ペーパー（第三世代カレイド：カレイドプラス）を搭載している。カレイドは、モノクロのE Ink（300ppi）に、4096色が表示できるRGBのカラーフィルター（100ppi）を搭載しており、カレイドプラスは、第一世代のカレイドより、発色性能が良くなり、視野角も拡がっている。また、Android10及びGoogle Playに対応しており、各種電子書籍ストアアプリをダウンロードして使用できる。

Full HD：1920×1080、仮想画面サイズ：120型相当のスマートグラス。Androidスマートフォンや専用のコントローラーを接続して使用。

12.9インチのiPad Pro（第5世代）と11インチのiPad Pro（第3世代）が発売予定。 いずれもSoCにM1チップを搭載。12.9インチのiPad Proは、ミニLEDバックライトのLiquid Retina XDRディスプレイを搭載。 また、Wi-Fi+Cellularモデルは、5Gに対応。

大画面10.3インチのE Ink電子ペーパー（E Ink Carta 1200）の電子書籍端末。 付属のスタイラスペンで書き込みが可能で、電子ノートとしても使用可能。画面の解像度は、227ppi（1872 x 1404）で、フロントライト機能「ComfortLight」も搭載。

電子ペーパー端末。A5サイズの10.3インチ（1404×1872ドット/約261g）とA4サイズの13.3インチ（1650×2200ドット/約368g）の2種類があり、最新のE Ink電子ペーパー「E Ink Carta 1250」を採用している。 また、ワコム社製デジタイザ（EMR方式）を新たに搭載し、ペンに電源が不要で、画面側から電力が供給される。 内蔵メモリー（32GB）に保存可能なPDFのファイル数は、約10,000ファイル（1ファイルあたり約2.2MBのPDFファイル）。 電子書籍端末ではないが、PDFをサポートしているため、PDF版のコンテンツは表示することができる。

スマートグラス。プロセッサーはARMベースのクアッドコアで、OSはAndroidベース。 ディスプレイは、MicroLEDのイメージング技術と格子構造を持つ光導波路レンズを使用し、1枚のレンズで実現している。 AIアシスタント、通知機能や通話、ナビゲーション、写真撮影、文字のリアルタイム翻訳、音声のテキストによるリアルタイム翻訳などの機能を持つ。

約3年ぶりに第5世代が発売開始。ディスプレイは、従来の6インチから6.8インチのE Ink電子ペーパーへ大型化した。 画面の解像度は、300ppiのままだがフロントライトに17個のLEDを搭載。 また、アンバー（琥珀色）とホワイトの間で色調調節が可能となっている。 レスポンスも20%向上しており、インターフェースは初のUSB Type-C。 他、上位機種の「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」と「Kindle Paperwhite キッズモデル」も追加された。

第15世代が発売開始。

Kobo Sageは、8インチのCarta flush E Ink HD 1200 タッチスクリーンの電子書籍端末。 画面の解像度は、1,440×1,920（300ppi）で、メモ帳機能で手書きメモをとることができる。 フロントライト技術「ComfortLight PRO」を採用している。 Kobo Libra 2は、7インチのCarta E Ink HD 1200 タッチスクリーンの電子書籍端末。 画面の解像度は、1,264×1,680（300ppi）で、フロントライト技術「ComfortLight PRO」を採用している。

電子ペーパーディスプレイのAndroidタブレット端末。Androidバージョンは11で、GooglePlayを搭載している。 CPUは高速かつ低消費電力なSnapdragon662（8コア）。メモリは4GB LPDDR4Xで、ストレージは64GB UFS2.1。 サードパーティ製アプリをインストールして使用することができ、デジタルノートも使用できる。 BOOX Note Air2は、10.3インチ HD Carta Einkスクリーンで、解像度は1404×1872 Carta（227ppi）。 自動回転機能が使えるGセンサーを搭載している。 BOOX Note5は、10.3インチ Mobius Einkスクリーンで、解像度は1404×1872Carta（227ppi）。 デュアルスピーカー及び指紋認証が使用でき、BOOX NoteAir2の重量（420g）に比べて軽量（385g）。 BOOX Max Lumi2は、13.3インチMobius Einkスクリーンで、解像度は2200×1650 Carta 1250（207ppi）。 メモリは6GB LPDDR4X、ストレージは128GB UFS2.1。A4サイズのPDFを原寸大で表示できる。 MicroHDMI端子の搭載により簡易的なEInkモニター機能も搭載しており、フレキシブルな分割画面が可能になっている。

7インチ電子ペーパーディスプレイのAndroidタブレット端末。 Androidバージョンは10で、GooglePlayを搭載している。 CPUはクアルコム8コア（Cortex-A72 +Cortex-A55）。メモリは2GB（LPDDR4X）で、ストレージは32GB（eMMC）。 ディスプレイは、フラット7インチE Ink Cartaスクリーンで解像度は1680×1264（300ppi）。 フロントライトは暖色及び寒色に対応している。