犯罪組織『イラ・ムエルテ』壊滅への道筋がたった。 本拠地へと繋がるであろう幹部、ユーグストの尻尾を掴んだのだ。 さっそく捕縛すべく、ミラはヤツがいるとされる街『ミディトリア』へと向かった。 ユーグストはその歓楽街を根城としているらしい。 そしてミラは遊女に変装し、彼が夜のお遊びをするホテルの一室に潜入する……。

夏のイベントも後半戦。沈没船の噂を聞いたユート達は島の北側を目指していた。たどり着いた漁村では強力なスケルトン達が待ち受けており、ユート達は苦戦を強いられる。そんなとき、ゾンビの副船長という名前のモンスターを倒すと幽霊が現れて……。

第六魔王の呪いから勇者を庇い魔族に転じた光の司祭セロは勇者パーティーから追放、強制転送させられる。 転送先で会った第六魔王の娘ルーシーに魔王の素質を見出されたセロは配下の魔族たちと共に領地を発展させていく。 やがてセロの討伐にやってきた勇者パーティーは城下にあるトマト畑に入っていくがそこにはセロのスキルで強化された魔物が潜んでいて……？

田舎の村から町へと単身で稼ぎに出てきた、9歳の少年キリ。 知り合いの商人に働き口を紹介してもらうはずが、奴隷商に売られそうになってしまう。 どうにか逃げ延びたキリがたどり着いたのは港町にある冒険者の店「暴れケルピーの尾びれ亭」。 純粋で素直なキリは荒くれ者たちが集うこの店で、一癖も二癖もある冒険者たちに見守られながら少しずつ成長していく。 ――これは一人の子供が、冒険者になる物語。

表向きは健全な勇者を演じているシンタは、裏では密かに女王の身体を性的に肉体改造をすることで懐柔しようとする計画を順調に進めていた。 そんな折、自分の気持ちがシンタに向き始めている事に戸惑いを覚えた女王は、現代人であるシンタに盗賊の討伐を任命する。 殺人という行為に召喚された者は心を病んでしまう事が多く、そこへ救いの手を差し伸べることでシンタを操ろうという企みだったのだが……。