臨場感溢れる撮影日記、手紙、画コンテなど貴重な資料が満載の単行本『こんな雨の日に～映画「真実」をめぐるいくつかのこと』を改題し、待望の文庫化。
文庫版には、監督自身による渾身の大幅加筆と、女優の橋本愛さんによる解説が新たに付され、坂元裕二、坂本龍一とタッグを組んだ話題作『怪物』（カンヌ国際映画祭コンペ部門最優秀脚本賞）の制作秘話も語られる。

6/21配信開始予定。予約受付中！
自らに残された時間を悟り、教授は語り始めた。創作や社会運動を支える哲学、国境を越えた多彩な活動、坂本家の歴史と家族に対する想い、ガンと共に生きること、そして自分が去ったあとの世界について――。幼少期から57歳までの人生を振り返った『音楽は自由にする』（2009年）を継ぎ、最晩年までの足跡を未来に遺す、決定的自伝。