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馳星周さんの自伝的青春小説!『ゴールデン街コーリング』配信開始!

馳星周さんからのスペシャルメッセージ!

『ゴールデン街コーリング』の舞台になった1985年当時、紀伊國屋書店新宿本店週5回は通っていました。

ルートは決まっていて、新刊書コーナー、既刊の単行本棚をめぐり、それから文庫の新刊コーナー、文庫の棚を全部見てまわる。早川書房の〈ハヤカワ・ポケット・ミステリ〉シリーズを手に取って、気に入ったものがあれば買う。それがルーティンでしたね。

そのあと、地下でカレーかパスタ、お金があるときは豚カツを食べて、ゴールデン街に出かけていく。そんな日々を送っていました。

馳 星周
「日本冒険小説協会公認酒場」と銘打ったバー〈マーロウ〉のアルバイト坂本は、本好きが集まるこの店でカウンターに立つ日々を送っていた。

北海道の田舎から出てきた坂本にとって、古本屋街を歩き、マーロウで文芸談義できる毎日は充実感をもたらした。 一方で、酒に酔った店主・斉藤顕の横暴な言動と酔客の自分勝手な振る舞いには我慢ならない想いも抱えていた。

そんなある日、ゴールデン街で放火未遂事件が起こる。親しくしている店の常連「ナベさん」は放火取り締まりのため見回りを始めるが、その矢先、何者かに殺されてしまう。
坂本は犯人捜しに立ち上がるが――。

若手作家の胎動著しき頃、ゴールデン街がもっともゴールデン街らしかった時代にひりひりする時間を過ごした著者の、最初で最後の自伝的青春小説。

【電子書籍特典】
〈1985年前後のゴールデン街/三光町商店街地図〉と〈【年表】1985年のできごと〉を収録。
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