夏休み最後の夜、学校のプールに忍び込んだ浅羽は、手首に銀色の球体を埋め込んだ不思議な少女「伊里野加奈」と出会う。彼女は逃れられない宿命と重大な任務を背負っていて――。

お見合い話を持ってくる祖父に「金髪碧眼色白美少女なら考える」と、無理難題をつきつけた高校生・高瀬川由弦。数日後、お見合いの場にいたのは同級生の雪城愛理沙!?幾度となくお見合いを勧められうんざりしていた二人は、お互いのために、嘘の『婚約』を交わすことに。急速に二人の距離が縮まる中、家族から「二人の仲睦まじい写真が見たい」と言われ……!?

あらゆる分野のエリートだけを集めた、ゲームの結果ですべてが評価される弱肉強食の学園。
裏世界のゲームで伝説を残しながらも、普通の人生を歩みたい砕城紅蓮は、入学試験で手を抜き、目論見通り最低位のＦランクに認定される。
しかし兄を心から愛する妹・砕城可憐と再会し、事態は急変。学園の『悪意』が可憐を襲ったとき、紅蓮は真の実力を発揮する――！

“第四真祖”──　十二体もの眷獣を従え、災厄を撒き散らすといわれる幻の吸血鬼が、日本に出現したという。その監視と抹殺のため、政府は“剣巫”と呼ばれる攻魔師の派遣を決定。しかしなぜか監視役として選ばれたのは、見習い“剣巫”の少女、姫柊雪菜だった。対真祖用の霊槍を携え、“絃神市”を訪れる雪菜。そこで彼女が遭遇した“第四真祖”の正体とは!?

桜舞う四月。目つきは悪いが普通の子、高須竜児は、ちっちゃいのに凶暴獰猛、”手乗りタイガー”と恐れられる逢坂大河と出会う。そして彼女の知ってはいけない秘密を知ってしまい――。それが竜虎相食む恋の戦いの幕開けだった！

俺はある日、差出人不明で自分宛てのラブレターを見つけた！
その場の状況から差出人の可能性がある人物は所属している書道部の関係者たちの誰かということに。
正直、誰に転んでも良いことしかない！
待ってろ、未来の俺の彼女！！
そして後日、俺はあの日のぬか喜びを後悔することになる―――。

高校二年生の春、ひとり暮らしを始めるはずだった僕こと弓月恭嗣は、不動産屋の手違いで、ひとつ年下の佐伯貴理華さんなる女の子と同居するはめになってしまった。やたらと距離を縮めてきたがる彼女に、ささやかな抵抗を続ける僕だったが、なんと彼女も同じ高校!学校でも家でも彼女に振り回される日々が始まって――。

式見蛍は、「死にてぇなぁ」が口癖の高校２年生。「死にたい」大きな理由はないけれど、「生きる」理由もない彼に、ある事件がきっかけには「幽霊が見える」という能力がやどる。それはさらなる事件のきっかけだった。