webで人気を集めた本作は、中東を思わせる架空の王国が舞台の宮廷物語です。
角川文庫から第一部にあたる三冊が刊行され、美しい表紙イラストに惹かれて手に取り、web掲載の完結まで一気読みしてしまいました。
王国の太陽である双子の王子、十神剣と呼ばれる将軍(神官)を中心に、それぞれが懸命に生きている様とこの国の歴史の一端が鮮やかに描かれています。
Kinoppy担当者が選んだ各巻のおすすめ箇所を引用してご紹介します。


『蒼き太陽の詩』著者・日崎アユム先生にコメントをいただきました!

このたびは特集に加えてくださいましてまことにありがとうございます。
本作は一人の少年の成長物語として書いたものです。
主人公のソウェイル王子は、伝説の初代国王と同じ蒼い髪に生まれたのに、勉学も武芸もできません。世話をしてくれる女兵士のユングヴィにいつもべったり甘えています。
しかも、彼が統治する予定のアルヤ王国は、現在非常に保守的で排他的なアルヤ民族が支配しています。アルヤ王国の上層部にはこの国が多民族国家であるという自覚がまるでなく、異民族を徹底的に差別し、それがきっかけで戦争に突入してしまいます。次の王にはこういう状況を改善する務めがあるようです。
秀でた才はない。役に立つ魔法も使えない。でも、いつでも世界の平和を願い、そして自分こそがそんな世界をつくる立場にあることは知っている。
愛する人々が幸せに暮らすところを見たい。そのためには、戦わないといけない。
さあ、立ち上がろう。世界を変えるために。
一人の少年が立派な王様になるまでの物語の第一歩、
アルヤ王国史の第一幕を楽しんでいただけましたら幸いです。

日崎アユム   



王国に蒼き太陽が戻り、神剣に選ばれた10人が揃う 第1巻 
期間限定特価! 2023/12/28まで
蒼き太陽の詩1 アルヤ王国宮廷物語
日崎アユム【著者】
¥748(税込) → ¥374(税込)
砂漠の楽園アルヤ王国が襲撃され、帝国の属州となってから三年。
戦乱を生き延びたのは第二王子フェイフューのみと思われたが、消息不明だった双子の兄ソウェイルが戻ってくる。神と崇められた初代国王と同じ蒼い髪を持つ、『蒼き太陽』の帰還に湧く宮廷だったが、帝国の総督は王子二人に残酷な条件を突きつける。殺し合い、生き残った方が王だ――。兄弟を生贄に王となるのはどちらか……?
蒼い髪を持つことで国中から神様のように見られてしまう王子が、ただ普通の子供として暮らすことができた数年間がアルヤ王国の未来を変えます。
育ての親であるユングヴィのためと主張するソウェイルに対し、ユングヴィはその特別な蒼を尊んでいる差異がもどかしい。それほど「蒼き太陽」はこの国で特別であり、そこから逃れられないソウェイルの苦難を想います。


忠誠を誓った仲間を害した犯人は誰か? 第2巻 
息もつかせぬ宮廷ファンタジー、注目の第2巻!
蒼き太陽の詩2 アルヤ王国宮廷物語
日崎アユム【著者】
帝国の属州となったアルヤ王国。
民は、伝説の初代国王と同じ蒼い髪を持つソウェイルを心の支えとしていた。だが、彼は崇められる生活に戸惑うばかり。次期王は定まらないまま、勝ち気な弟、フェイフューも支持者を集め始め、王国は揺れていた。混乱する情勢の中、アルヤの翠将軍が大けがを負い、十神剣内に裏切り者がいると明らかになる。
第一王子ソウェイルは本当に王になれるのかと不安に思ってしまうような優しすぎる少年。 弟のフェイフュー王子は文武に秀で、すでに上に立つものとしての才を感じさせる頼もしさがあり、比べるとソウェイルの心許なさが浮き立ちます。
それでもソウェイルが所々で見せる、地位や民族に固執しない大きな視点と彼の優しさが組み合わさると、この蒼い優しい王様が立つところを見たいと思わせます。




ようやく揃った剣はまたひとつ欠け 第3巻 
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蒼き太陽の詩3 アルヤ王国宮廷物語
日崎アユム【著者】
とうとう西部で帝国との武力衝突が起き、十神剣の多くが首都を離れ、戦に赴いた。
首都に残った第一王子ソウェイルと弟フェイフューはお互いの譲れない主張を巡り、初めての兄弟喧嘩が勃発する。 西部でも、それぞれの思惑や感情がぶつかり合い、十神剣同士での仲間割れが起きていた。アルヤ王国は帝国からの残酷な条件を突き返し、王子二人が並び立つ未来をつかみ取ることができるのか? 
女将軍ユングヴィは学がなく難しいことも苦手ですが、ゆっくり考えたことを自分の言葉でぽつりぽつりと紡ぎます。 「わたしバカだから」と口癖のように言っていた彼女がこの思考までたどり着き、語る様は美しいです。




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蒼き太陽の詩 アルヤ王国宮廷物語 1~3巻セット
日崎アユム【著者】
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