ただのおでん屋なのに何の因果か、知らない世界に飛ばされるようになってしまった春子。だがしかし、春子はそんな奇怪な現象に見舞われようとも普段と変わらず、いつでもどこでもだれであろうと、あたたかいおでんを客に食べさせていた。そしてやがて、おでんをきっかけに少し運命が変わったアステールの人々にとって重大な転機が訪れる!?偏屈婆さんが行く、ぽかぽかおでん群像劇、感動の第2巻！

リア充を目指して冒険者になった北川歌麿――通称マロ。命からがらイレギュラーエンカウントを討伐し、一ツ星から二ツ星にランクアップした彼だったが、隠れて冒険者をやっていたことがクラスメイトたちにバレてしまう。売り言葉に買い言葉で、冒険者たちがモンスターを戦わせる大会に出場することに。その大会に、マロの運命を……そして世界を変える一戦が待っていることを、まだ誰も知らない――。

最年少のＳ級冒険者であり、雷帝の異名を持つ仮面の魔術師でもあるノア・アクライトは、師匠の魔女シェーラに言われて魔術学院に入学することに。１５歳にして「最強」と名高いノアは、公爵令嬢のニーナや、没落した名家出身のアーサーらクラスメイトと出会い、その実力を遺憾なく発揮しながら、魔術学院での生活を送る。試験官、平民を見下す貴族の同級生、そしてニーナを狙う謎の影を相手に、最強の雷魔術で無双していく！

『雷帝』と呼ばれる最強の冒険者でありながら、師匠の言いつけで魔術学院の学生となったノア。リムバ演習を経てその実力を学院中に轟かせた彼は、お祭りで賑わう王都で同盟国の皇女・アイリスが謎の男たちに襲われているところに遭遇して……!?雷帝の雷魔術が悪を貫く！

初めてのダンジョン踏破に向け、最終階層に足を踏み入れたマロだったが、運悪く【一人歩きする死神】の一体――ハーメルンの笛吹き男と遭遇してしまう。座敷童とグーラーの連携で倒したかに見えたが、再度立ち上がったハーメルンの悪意の鎌が油断していた座敷童を捉え――!?